マリオットボンヴォイアメックス/家族カードの特典について解説

この記事ではそんなお悩みに答えます。

マリオットボンヴォイアメックス家族カードの概要

マリオットアメックスプレミアムの本カードと家族カードの特典を一覧にまとめましたので比較してみましょう。

カード名称	マリオットボンヴォイアメックスプレミアム（本会員）	マリオットボンヴォイアメックス プレミアム（家族会員）
年会費	税込49,500円	1枚目：無料 2枚目以降：税込24,750円
入会ボーナスポイント	◯ 紹介の場合36,000ポイント	×
カード更新時の無料宿泊特典	◯	×
ゴールドエリート会員資格	◯	×
ホテル宿泊ポイント	100円6ポイント	100円6ポイント
カード利用ポイント	100円3ポイント	100円3ポイント
エリート宿泊実績	15泊分	なし
利用可能クレジット	100ドル分（指定ホテルで連泊）	なし
空港ラウンジ	同伴者1名まで無料	同伴者1名まで無料
手荷物無料宅配	スーツケース１個無料配送	スーツケース１個無料配送
海外旅行傷害保険	最高1億円	最高5,000万円
スマホ・プロテクション	○（最大3万円）	○（最大3万円）

無料宿泊特典の獲得条件である、年間150万円以上の決済や、プラチナエリートになるための年間400万円の決済を家族一緒にしたい、という目的なら1枚目の家族カードは発行をおすすめします。

ただ、一人でも年間150万円の決済ができる人や、家族とは別々にポイントを貯めたい場合は家族カードは作らないほうがいいと言えます。

また、家族カード２枚目からは有料にもなりますので自分に合った使い方をする必要があります。

家族会員の対象

マリオットボンヴォイアメックスの家族カードには、世帯が同一の配偶者、両親、18歳以上の子供、兄弟姉妹などが申し込めます。

また、アメックスは家族カードの対象者が広いことで知られており、血縁者ではなくても家計が同一であれば発行可能。

入会資格の対象であれば、原則として発行可能なので専業主婦や学生でも大丈夫なんです。

家族カードのメリット

マリオットボンヴォイアメックスカードの家族カードは次のようなメリットがあります。

①家族カード1枚目の年会費は無料

まず1つ目のメリットとしてあげるのは家族カード1枚目の年会費が無料になることです。

多くのクレジットカードでは、家族カードの発行に追加の年会費がかかることが一般的ですが、このマリオットボンヴォイアメックスの家族カードは年会費が無料です。

特に費用がかからないなら1枚目の家族カードは作っておいても損はないです。

②ポイントを家族で一緒に貯められる

2つ目のメリットはポイントを家族で一緒に貯められるという点です。

家族カードでもポイントは本カードと同様に貯まりますので2枚分のポイントが合算となりますので、年間の決済額が増え会員資格のアップグレードに大いに役に立ちます。

③1つの引き落とし口座で管理

3つ目のメリットは決済額を1つの口座で引き落としできる点です。

家族それぞれが別々のクレジットカードを持っていると、管理がより煩雑になります。

カードの枚数が増えると、いちいち管理が大変ですよね。

家族カードを導入することによって両方の利用額がひとつの口座から引き落とされ、家計の管理がより簡単になります。

④家族会員でも国内外の空港ラウンジが利用できる

4つ目のメリットは家族会員でも国内外の空港ラウンジを利用できる点です。

空港のカードラウンジでゆっくり過ごすのは旅行の一つの楽しみです。

マリオットボンヴォイの会員は空港ラウンジを利用出来、同伴者1名に対しても無料になりますが、家族カードも利用条件は同じ。

空港ラウンジについては次の記事で詳しくまとめています。

【完全解説】マリオットボンヴォイアメックスで利用できるラウンジのすべて/空港ラウンジ・クラブラウンジ・プライオリティパスについても 出発空港でカードラウンジを利用したい。マリオットボンヴォイアメックスを持っていればラウンジが利用出来るかな？空港以外のラウン...

⑤家族会員に対してもアメックスオファーが適用される

アメックスオファーとは、所定の店舗の利用でお得なキャッシュバックを受けられるといううれしい特典です。

本会員だけではなく家族カードにもアメックスオファーが来ることがあります。両方でキャッシュバックを使えることになってとてもお得です。

家族カードのデメリット

家族カードのデメリットとしては次のものがあります。

①入会キャンペーンのポイントがもらえない

マリオットアメックスの家族カードを持つデメリットの3つ目は、入会キャンペーンの対象にならないという点です。

マリオットアメックスでは、入会後3ヵ月以内に30万円を利用すると30,000ポイント。通常利用ポイントの9,000ポイントを合わせて、合計39,000ポイントがもらえる入会キャンペーンを実施しています。

さらに紹介キャンペーンを利用して入会すると公式サイトからの入会より6,000ポイント多い合計45,000ポイントになるため初年度の年会費が実質無料になります。

しかしながら家族カードは、入会キャンペーン・紹介キャンペーンの対象外となっています。

②ゴールドエリート会員の資格が付帯しない

マリオットアメックスの家族カードを持つメリットが薄い理由の2つ目は、マリオットボンヴォイ ゴールドエリート会員の資格が付帯しないという点です。

ゴールドエリートは通常、対象ホテルに年間25泊以上宿泊しないともらえない資格です。

ゴールドエリート会員になると次のような特典があります。

残念ながら家族会員だとこれらのマリオットならではの優遇を受けることができません。

③カード更新時のホテル無料宿泊特典がない

マリオットアメックスの家族カードを持つメリットが薄い理由の1つ目は、カード更新時のホテル無料宿泊特典が付帯しないことです。

本カードの場合、毎年カードの更新時にマリオットボンヴォイ参加ホテルへの1泊分の無料宿泊分のポイントがプレセントされます。

家族カードを発行し、家族カードで150万円決済してもこの無料宿泊特典が付与されることはありません。

ホテルとの提携カードならではの特典なので、この無料宿泊券がもらえないのは大きな損失です。

④宿泊実績が付与されない

本会員は以下のとおり宿泊実績が付与されますが、家族カード会員には適用されません。

⑤100米ドルプロパティクレジット対象外

本会員には、ホテル内のレストラン・スパなどの支払いに使える100ドルの「プロパティクレジット」という特典が付与されます。

適用条件は以下の２つを満たす場合です。

残念ながら、家族会員にはプロパティクレジットの付与がありません。

海外旅行保険の補償額が5,000万円ダウン

プレミアムカードの場合、最高保険金額が1億円となりますが、家族会員は最大5000万円となります。

家族カードの申し込み手順

では次に家族カードの申し込み手順について解説していきます。

アメックスのアプリを開き、ログインしてきます。

真ん中の画面の右下「メニュー」をタップし、右の画面の「家族カードお申し込み」をタップします。

左の画面で「家族カードを申し込み」にタップします。真ん中の画面でアメックスカードがたくさん出てきますのでマリオットボンヴォイプレミアムを選択し「詳しくはこちら」をタップします。

右の画面で「お申し込みはこちら」をタップしましょう。

一番左の画面で留意事項を確認します。確認後「閉じる」をタップすると真ん中の申込フォームに遷移します。

必要事項を全て入力し「同意して申し込む」をタップすると申し込み完了です。

申し込みが完了すると、アメリカン・エキスプレスから家族カードが発行されます。

よくある質問/マリオットボンヴォイアメックス家族カードに関するFAQ

家族カードに関するよくある質問について記述します。

家族カードの申し込みはどこで？

家族カードの申し込みは、カード会社のウェブサイトや電話窓口などで行うことができます。また、本会員が家族カードの申し込み手続きをする場合には、カード会社の指示に従い、必要な情報を提供することが必要です。

家族カードの年会費はいくら？

家族カードの年会費は、一般カード・プレミアムともに無料です。２枚目以降は下記の通りです。

家族カードの入会資格は？

家族カードのご入会資格は、原則、配偶者・ご両親・18歳以上のお子様です。

ただし、18歳未満の高校生のお子様で海外留学やホームステイのご予定がある場合などは応相談です。

（0120-020-444：通話料無料／9:00-21:00／土日祝休）

また、婚約者・同性婚のパートナー・内縁者なども家族カードが発行できます。

家族カードが届くまで、どれくらい時間がかかる？

家族カードは審査のうえ、約1週間～10日で届けられます。

本会員カードを持つ家族宛に送付されます。

家族カードの利用で、ポイントは加算される？

家族カードでの利用分も、本会員カードにポイントが加算されます。

まとめ

どうでしたか？マリオットボンヴォイの家族カードは年会費無料の割に多くのメリットがあります。

ただ家族カードはマリオットボンヴォイのホテル特典は希薄なので、夫婦それぞれが単独でサービスを受けたい場合は、どちらも本会員カードで申し込むのが良いでしょう。